STAFF BLOG 家づくりコラム 2024.11.03 デザインは時を超える
デザインとは何かあらためて振り返る
建築設計におけるデザインと、工業製品におけるデザインの違い
今回紹介するのは、建築設計ではなく、工業製品のデザインについて。
建築の意匠的要素で取り入れられるのがデザイン性の高いアイテム。そこであらためてデザインとは何かを振り返ってみよう。そもそも、デザインとは、生み出されるアイデアを再現し評価される事だと思っています。良いデザインは100人いれば100通りある。いや、もっとあるかもしれない。最近では、お洒落に見える住宅が増え、デザインの境界線が曖昧になりつつあるのではないか?私たちの家づくりでは、機能性、耐震性、耐久性、パッシブと様々な面からお客様の予算に合う設計を行います。工業製品ではない為、画一性がなく、再現性もない。では、工業製品はつまらない物なのかというとそうではない。
モデルハウスで使用している照明器具
モデルハウスで使用している照明器具をここで紹介したいです。
モデルハウスで使用している照明の一部は、Louis Poulsenの照明器具です。
1874 年に設立されたルイス ポールセンは、デンマークの著名なデザイナーと協力して、卓越した光を提供する時代を超越した高品質の製品を生み出してきました。
今年は2024年ですから、150年も前からデザイン性の高い照明器具を手がけている老舗です。モデルハウスにご来場される方からは、「今時、ダウンライトを使わないのか?」とお言葉を頂くことがありますが、流行に左右されず、普遍的な要素をインテリアで表現する為にあえて使っています。このように、工業製品であっても、デザイン性の高い物は存在し、実際取り入れています。デザインとは奥が深く、こだわり出すとキリがないですが、いつもまでも色褪せないと言う点からちょっと取り入れる事もいいかもしれません。